2012年1月28日土曜日

にじいろ会α 第17回

日時:2012年1月28日(土)10:00~11:30
会場:Aさん宅
講師:N, J, M
参加人数:4人

新年明けて、あっという間に一ヶ月が経とうとしています。
オランダのぼんやりした冬にもやっと冷えこみらしきものが感じられるようになり、きりりとさわやかな朝でした。

子供たちは、今日も元気いっぱい!
と思ったら、あらら、朝から階段から落ちてしまったショックでちょっとしょんぼりしている子と、今日はお耳の調子があまり良くないという子、そして今日から水泳の時間が重なってしまって、少し遅れるという子も。

でもみんなで教室に集まったら、わいわい、すっかりいつもの調子でした。
挨拶、出席カードのスタンプ押し、そしてラジオ体操。
ラジオ体操は、今度の新年会で披露することになっているので、予行演習です。
たくさんの子供たちやお父さん、お母さんたちの前で、緊張しないで、かっこよくできるかな~?!

今日のひらがなは「む」と「な」
言葉集めもどんどん手が挙がり、たくさん集まりました。
「難破(船)」ということばが出てきて、N先生もびっくりしていました。
どちらも書くのは難しそうでしたが、4人ともとても上手にバランスよく書いていました。鉛筆もしっかり握れるようになり、たくましい立派な文字が並びましたね!

休憩時間には、持参したおやつと飲み物でレストランごっこ。
今日のウェイターはL君。「飲み物は何にしますか~」
クッキーを交換して食べていましたね。
BGMには1月の歌で、お正月気分も今日で最後かな。

それから、ひらがなつみきでいろいろな言葉をつくりました。
「か行」と「マ行」のつみきをそれぞれ手に持ち、講師が「こま」といえば、その二文字を上に向けて並べます。
応用編で、「こめ」「かめ」「かみ」「くも」「くま」「まく(ら)」などと、つみきの向きを変えることでたくさんの言葉ができました。
今後、文字数を増やしたりして、さらに応用していきたいですね。

そして前に一度やった「人文字」
体を動かすのが好きな子供たち。
どったんばったん床の上に転がったり、手足を曲げたり伸ばしたり、身体全部を使って文字をつくりました。

「く」と

「し」は、もう絵本を見なくても、身体が勝手に動いていましたね。

こちらは「す」と
「こ」!

最後は絵本の読み聞かせでした。 
さっきまでの賑やかな子供たちとは思えないほど、しーんと聞いていました。みんな本当に絵本が大好きなんですね! 
 
「ねずみのおいしゃさま」中川正文さく 福音館書店
大雪の中、往診に出かけるねずみのお医者さん。その晩には患者さんまでたどり着かず、どうなることかとおもいましたが、最後はほっとしたやら、気が抜けたようなお医者さんの気持ちが子供たちにもよく分かったようでした。

「つるのおんがえし」松谷みよこ 偕成社
おなじみ鶴の恩返しのお話でしたが、昔話の語り風で、途中わらべ歌も入っていて、ほのぼのと話が展開していきます。最後は「見ないって約束したのに、開けちゃった!」とみんな息を呑んでいましたね。嘘をついてはいけないと、正義感の強い子供たち。また「どうして鶴が人間の女の子の姿になれたのか?」という素朴な質問もありました。それはもっともなご質問です、はい・・・。

これで今日はおしまい。
みんなの成長振りが、節々で感じられたレッスンでした。

次回2月11日(土)より、開催時間が変更になります。
10:30~12:00です。よろしくお願いします。

2012年1月14日土曜日

にじいろ会α 第16回

日時:2012年1月14日(土) 10:00~11:30
会場:A宅
講師:M、N、J
参加人数:4人

冬休みを挟み、久しぶりの再会に大興奮の子どもたちでした。
いつにも増してゲラゲラ笑いが止まりません。

ラジオ体操も、みんな上手になってきた一方で、1人独創的な体操をしている我が子K、新年会で壇上で体操をする予定なのですが、体操でなくてダンス発表になってしまうかも??

久しぶりにひらがな2文字。「ぬ」「す」です。
字を書くのはみんな本当に上手になりました。書き取りの時間も前よりも早く進みます。
早く終わった子はホワイトボードに書いてもいいことになっていますが、いつも楽しそうに大きく書いているので、いつかお習字のまねごとをさせてあげたら面白いかもしれないと思います。

余談で、「す」のつく「すもう」もちょっとお遊び的にやってみました。
またまた笑いが止まりませんでした。

この日一番のお楽しみは、お正月の遊び、福笑い。
私のアイデアで、子どもたちの顔写真を使って、リアルな福笑いを作成しました。
もちろん大盛り上がり!お家でも遊んでね。

最後は読み聞かせ。
「ホネホネさんのおしょうがつ」 (こどものとも 福音館書店)
なぜか骨だけのホネホネさんは郵便配達員。不思議な設定にみんなくすっとなりました。

「かえってきたはくちょう」 (花岡大学 作/柿本幸造 絵 ひかりのくに)
田舎のことばづかいを聞いて、「何言ってるの?」と質問する子がいましたが、そういうものに触れる機会もよいですね。

この日、授業後に今後の進め方についての話し合いも設けました。
ひらがな終了が視野に入ってきています。その後はもっと文章に触れる機会を増やしたいと考えています。

N記

2012年1月12日木曜日

2012年1月のにじいろ会の様子

新年明けましておめでとうございます!
初回から参加者の多い、にぎやかな会となりました。
市外から電車で通ってこられる方々の参加もありがたいことに増えたため、
今回はお互いの顔と名前を覚えようと、参加者全員が名札シールを貼りました。

参加家族:9家族

読んだ本:
「おしょうがつさん」(谷川俊太郎 福音館書店)
お正月には、普段見られないものがたくさん登場します。
それらをわかりやすい絵で紹介したものです。
子供たちの中には、お餅を食べたことのある子は多かったけれど、羽子板や凧揚げとなると
なかなか・・・。
でも「こんなものもあるんだなあ」と絵を見てみれば、遠くに住んでいる子供たちでも
日本のお正月に一歩近づくことができます。

「十二支のはじまり」(長谷川摂子 岩波書店)
十二支の動物たちが登場し、干支の由来や、それぞれの動物たちについてのエピソードが
面白おかしく語られていました。
読み手のおまめさんは、動物の声真似なども巧みに、子供たちの興味を引いていました。
子供たちにもなじみ深い猫が十二支に含まれていない訳も、ちゃんと書かれていましたね。 


2冊の読み聞かせの後は、お正月らしい遊びを体験しました。

コマ回し…

福笑い…

カルタ…
大きい子を中心に、小さい子もたくましく参加している様子がとてもほほえましかったですね。


最後は、「とんとんひげじいさん」(スピードの増減で楽しみましたね!)と
「げんこつ山の狸さん」でお開きでした。みんなとても上手に歌えました。

参加者の輪が広がり、これからが益々楽しみなにじいろ会です。
今年も皆さん、よろしくお願いします!