2012年10月20日土曜日

にじいろ会α 第30回

日時:2012年10月20日(土)11:30~13:00
会場:Aさん宅
講師:N、M、J
参加人数:4人

回を重ねるごとに結束が強くなるのはうれしいことですが、みんなと会えるのがうれしくてたまらないようでとにかくあいさつに行きつくまでが既に大騒ぎです。
来るのが楽しいと思ってくれている証拠ですが、ぴしっと始められるようになるのでしょうか・・・

前回行きたいと思っていつつできなかった、屋外での秋探しを今回はすることにしました。外に出る前にさっと読み書きの学習もします。

同じ言葉だけど意味が違うものをつなげよう、ということで「あめ」「はし」「くも」などの言葉を勉強しました。
みんなもう知っているようですらすらあっという間にできましたが、では書いてみましょう、となったところで「め」に戸惑う子が何人か。
右回りだったか左回りだったか、不思議な字ができてしまいました。
「あ」が書けても「め」はわからなくなってしまっていたようです。確認して練習しました。

それが終わったあとは、お楽しみ、お弁当を持って外へ出ます!
外はすっかり葉も落ちて紅葉もきれい、どこもかしこも秋だらけです。

秋とは関係なく、柳のカーテンの下に潜ってアヒルにあいさつ。
あ、ここにはまつぼっくりがあるよ!落ちているものよりまだ木についているもののほうが多かったです。
見て見て!この柱の根元にはキノコがいっぱい!
写真では見づらいですが、しめじのようなキノコがびっしり。
もちろんお楽しみはお弁当。外でみんなで食べると一段と美味しいのはいつものこと。
 見つけた秋のお土産たち。
外に出て気持ちのよい気候を楽しみつつ、元気いっぱい活動して楽しかったです。

N記

2012年10月10日水曜日

10月のにじいろ会の様子

参加者:7家族、うち子供&赤ちゃん13
今週はまさに秋晴れの日が多く、この日も外で遊びたくなってしまう天気でしたね。日没の時間も、にじいろ会の時間と重なり始め、部屋に差す西日もまた綺麗でした。
やはり秋といえば、テーマは「食欲の秋」。にじいろ会恒例の秋の遠足、くだもの狩りで取ったりんごで作った、カップケーキの差し入れもあって、う~ん美味しい~また食欲倍増~!!
まずは読み聞かせから。今回読んだ2冊の本をご紹介。
「おおきなおおきなおいも」(赤羽末吉 / 福音館書店)読み手:cories
子供たちが「おいも」の絵を描きはじめ、どんどん大きくなっていき、果ては宇宙まで話が広がるのですが、子供たちも手で大きな輪を描いて表現して楽しそうでした!
「ぐりとぐら」(中川李枝子作/ 福音館書店)読み手:nijntje
秋といえばこのシリーズ、というほど有名ですが、絵も話もかわいくて、わたし自身も子供の頃から大好きな絵本です。ぐりとぐらが、協力しあったり、教えあったり、知恵を出し合ったりするところは、大人にも気付かせてくれるところがありますね。
さて次は工作の時間。前回のにじいろ会αでも好評だった、落ち葉を白い紙の下に敷いて、その上からクレヨンでこする遊びをしました。中には、あまり見たことのない、変わったかたちの落ち葉もありましたよ。完成したみんなの作品を並べると、色とりどりでまぁきれい!
次は、いろいろなところに栗を隠してそれを探し出す、名づけて「バーチャル栗拾い大会」。はじめは、お母さんたちが栗を隠して子供たちが探し出し、そのあとは、年長の子供たちが、2歳以下の子供たちにも探し出せるように隠して探し出しました。最後に戻ってきた栗は、もともとあった数から2,3個足りずでしたが、帰る間際に靴の中からひょっこり出てきたりもして…子供のほうが、隠すのは上手かもしれませんね。
最後は、秋の歌をたくさん歌いました。「お弁当箱」「せんべいの歌」「大きな栗の木の下で」「かぼちゃの歌」。みんなで地べたに座って丸く輪になって歌うのって、日本らしい風習だな、としみじみ思いました。
今月は、メンバーのひとりが妊娠中だと知り、またおめでたいニュースでほっこり心温めながら家路に着きました
nijntje記

2012年10月6日土曜日

にじいろ会α 第29回

日時:2012年10月6日(土)11:30~13:00
会場:Aさん宅
講師:NとM
参加人数:4人

今週は雨続き。 朝起きても、暗いまま。 だんだんと冬に近づいていくのを感じる、秋の深まる季節です。
 みんなはとても元気に集合し、挨拶、ラジオ体操第一、第二、出席カードの記入を行いました。 教材コピーから、小さい文字「や、ゆ、よ」と「つ」や濁音の入った文字を書き入れる課題を2枚、やりました。 書くのは久しぶりでしたが、きれいな文字がマスの中に並びましたね。
早く終わってしまった子は、「おばさん」と「おばあさん」など、のばす音の違いを読み比べました。

そして、待ちに待ったお昼ご飯。 おいしそうなサンドウィッチやおにぎりを、ほおばりました。 食べながら、先週のりんご狩りでたくさん持ち帰ったりんごについて、話しました。 パンケーキにしたり、ジャムにしたり、ケーキに焼きこんだり、みんなそれぞれ。 収穫をした日も楽しかったけれど、おうちで何かを作ったり食べたりしてまた楽しみましたね。

休憩の後は、秋の落ち葉や栃の実を使って、工作をしました。 まずは絵本を見ながら、栃の木の四季の変化や、さまざまな木の形や葉、実について学びました。 オランダ語の本でしたが、絵がとてもきれいでわかりやすかったですね。 (『Bomen』 BIBLION社)
そこで殻に包まれた栃の実をみんなでむき、つやつやとした栃の実が入っているのを発見しました。
そして秋色になった栃の葉や、椎の葉、かえでの葉など、好きなものを選んで、A4の紙の下に敷き、上からクレヨンでこすると、あらら、きれいな色の葉っぱが映し出されて見事な絵に仕上がりました! 葉脈まで細かく写り、本当にきれいでしたね!! あまり面白くてやめられなくなりそうでしたが、お土産に葉っぱを持ち帰ることにして、残り時間を読み聞かせにしました。

『ふたりはいつも』 より『おちば』 アーノルド・ノーベル作 文化出版局
友達思いのかえるくんとがまくんの、ほのぼのこころあたたまるお話。 お互いのお庭にたまった落ち葉を、内緒で掃除します。集めた落ち葉が風ですっかり元通りになってしまうのですが、それを知らずに相手が喜んでいることを想像してそれぞれ満足する様子が、無邪気でほんとうにかわいらしい! この子たちにも、この純粋な思いやりの心に通じるものがあることでしょう。
『イップとヤネケ』より『おじいちゃんにリンゴを』 アニー・M・G・シュミット 岩波書店
オランダで育つ子供たちにはお馴染みの童話を、日本語版で読みました。おじいちゃんへのお土産にりんごを持っていくのですが、道中リンゴを夢中で試食してしまい、かじりかけのリンゴを渡すことになります。子供たちの「あちゃ、しまった!」という心境が、まさにみんなにも伝わり、どうなることかと息を呑みました。ところがおじいちゃんの反応ときたら、「かじってくれて、もっとおいしくなった」と喜んでくれたのです。なんてやさしい寛大なおじいちゃん!!みんな、聞いていてほっとしましたね。こういうやさしさを、子供たちにも学んでほしいと思う一方で、子供の失敗にどう対処すべきか、親としても心に刻んでおきたいお話でした。 今日はここまで。
先週の遠足、リンゴ狩りに続き、楽しく季節感溢れるレッスンとなりました。

M記