2013年1月26日土曜日

にじいろ会α(1期生) 第35回

日時:2013年1月26日(土) 10:00-11:30
会場:Mさん宅
講師:M、A
参加人数:4人

今日は2013年最初の授業。2013年からαの2期生のクラスも設けられたので、
1期生の生徒達の場所が変わり、Mさん宅の屋根裏部屋が会場に。
会場が変わってもお構い無しの1期生の4人は、約一ヶ月ぶりに会うにも
関わらず、皆仲良く元気に授業を受けていました。

ラジオ体操はもう皆お手本を見なくても、身体に染み付いている様でお手の物。
教材学習では”間違い易い読み方の二択迷路”、”同音異義語”、”反対から読むと
違う意味になる言葉・反対から読んでも同じ言葉”等を学びました。
同音異義語では教材に載っていた言葉(たこ・はな・くも)以外にも何か知っているか
生徒に聞くと、Yちゃんが「はち・はし」と答えてくれました。『反対から読んでも同じ言葉』では
教材に載っていた言葉(とまと・きつつき・しんぶんし)以外にも「こんなのもあるよ」と
”わたしまけましたわ”とホワイトボードに書いてあげると、生徒達に大ウケでした。

休憩の時間をはさんで、その後は皆で手作りのすごろくをやりました。各マスには質問事項が
ひらがなで書いてあり、そのひらがなを読んで正しく質問に答えなければいけません。最初は
「おかあさんのなまえ」の様に簡単な質問も、後の方に行くにつれて「じぶんのすきなところ」と
頭をひねらないといけない質問も出てきます。結局タイムオーバーで誰もゴールすることは
出来ませんでしたが、ひらがなを読み日本語で答える良い練習になったかと思います。

最後は「ゆきのじょおう」と言うアンデルセン童話の本の読み聞かせ。
仲の良いカイと言う少年とゲルダと言う少女のお話し。悪魔が作った鏡の破片がカイの目と心臓に
刺さってしまい、心優しかったカイの性格が一変してしまう。ある雪の日、橇遊びをしていたカイの
ところに雪の女王が現れ、カイを自分の宮殿に連れ去ってしまう。春になり、心配したゲルダが
カイを探しに出掛け、雪の女王の宮殿に辿り着く。カイを見つけたゲルダは涙を流して喜び、
その涙がカイの心に突き刺さった鏡の破片を溶かす。又ゲルダに再会したカイも涙し、自分の目に
刺さっていた鏡の破片が涙と一緒に零れ落ち、カイは元の優しさを取り戻す。そして二人は
手を取り合って故郷に帰ったと言うお話。ハラハラドキドキするお話しで、生徒達も真剣に話しに
聞き行っていました。

今回は2期生の生徒達の最初の授業と言うこともあり、授業の後1期生と2期生の生徒達&ママで
懇親会を開きました。どんどん拡大して行っているαの今後の発展も楽しみです。

A記

にじいろ会α 第2期生スタート!

日時:2013年1月26日(土) 10:00-11:30
会場:Aさん宅
講師:N(サポートA、読み聞かせM)
参加人数:3人

しばらく前から検討課題となっていた、第2期生へのレッスンがついにスタートしました。特にに第1期生Luちゃんの妹のLiちゃんは自分の家が会場として使われてきたこともあり、ここしばらくは始まりの挨拶やラジオ体操に参加して興味津々なところを見せてくれていました。

何人かに声をかけたところ、ぜひ参加したいと言ってくださる方がいらして、スタートは5人で!ということになりました。しかしながら寒さの厳しい日が続く中で2名は体調を崩してしまったそうで、3人でのスタートとなりました。

この3人はお互い知らない仲ではないのですが、しばらく会っていなかったこともありやや緊張気味のスタート。
講師役の私もやや緊張しておりました。何から始めようかな、と思いつつもまずはみんなの様子を探りつつ、朝の挨拶から。慣れているLiちゃんは元気に挨拶してくれましたが、緊張気味のNちゃんとMちゃんはもじもじ。それでもきちんと3人並んできちっと立ってくれました。

その次の出席カードへのスタンプ押しはみんなうれしそうに同じ柄のを選んで押していました。

緊張を少しほぐすためにも、定番のラジオ体操。
おや、ここで少しNちゃんの緊張が解けてきたのが見えました。張り切って腕を振ったり身体を曲げたりしてくれました。

そしてひらがな学習のスタートです。
何をしたらいいかな、と考えながら教材を3人に渡して、最初のひらがな表をみんなで読んでみることにしました。私と一緒に声を出して読んでいきます。LちゃんとNちゃんは元気よく読んでいました。Mちゃんはどうかな、と見ると、こちらも緊張がややほぐれてきたのか、口元はちゃんと動いているのが見えましたよ〜。
何回か繰り返して口がほぐれたあとは、一文字書いてみることにしました。

「つ」の練習です。「つ」のつく言葉をいくつか挙げて、その後は練習帳になぞり書き、をすぐ始めようとする子たちをちと制して、書き順の練習。宙に指を差し出して大きな「つ」の字を書いてみます。
そして練習帳への書き取り。まずはなぞり書き、そのあとも順調に空欄に書けましたね。
名前を書く欄があるので、毎回自分の名前を書く練習をしてもらいます。なぞったり、見ながら書いたり、みんなとってもよく書けました。

おやつの時間を挟み、後半は福笑いからスタート。
福笑いって面白いだけじゃなくて、お友達に渡しながら何を渡しているのか言わないといけないので、顔のパーツを覚えるいい練習になります。大人も思わず夢中でやってしまいました。

最後は読み聞かせの時間。
1冊めは「すずちゃんの3つめの雪だるま」(こどものとも 福音館書店)
雪がたくさん降ってまだ積もっていたこの日にはぴったりのお話でした。
2冊めは「おにたのぼうし」(あまんきみこ作 ポプラ社)
節分を前に、やさしい鬼の子のお話でした。Mさんに読んでいただきました。

次回は今回お休みだった子たちも参加できて賑やかな会になりますように!

授業のあと、私は参加できませんでしたが1期生と2期生も交えた懇談会がありました。

N記
 

2013年1月9日水曜日

1月のにじいろ会の様子

新年明けましておめでとうございます。
いよいよ2013年の始まりです!
今年も、大人も子供も楽しめるにじいろ会にしていきましょう!

今月のテーマは「ことば遊び」。
日本語を使ってどんな遊びが出来るかな?

まずは読み聞かせの時間。
「わにがわになる」(多田ヒロシ こぐま社)
動物や生物の名前を使った、だじゃれ集。
ぱんだのきゅうしょく ぱんだ」「いかだにのった いかだ」などのだじゃれが、少々強引で、
素朴な絵とともにどんどん出てきます。
子供たちにはまだ難しかったかな?大人たちのほうが吹き出して笑ってしまいました。


「生麦生米生卵」(長谷川義史 ほるぷ出版)
早口言葉をみんなで復唱してみましょう、さんはいっ
最も一般的なタイトルの早口言葉から、一番長い「親鴨の背中に小鴨を乗せて、小鴨の背中に…」まで、
子供たちはみなむにゃむにゃごにょごにょ、なんとか言えていたようです?!
この絵本は早口言葉にあわせてストーリーが作られており、卓袱台を囲んで団欒する家族の様子なども
描かれていて、日本の家族との暮らしをなつかしく思いました。

つぎに、「反対言葉かるた」をしました。(Mさんの手作りかるたです!)
これは、単にひらがなが書いてあるものではありません。
お母さんが読みあげた形容詞+名詞のことばと反対の意味を持つかるたを見つけなければならないので、
少しひねってあるわけですね…。
子供たちは自分が一番たくさん取る!とばかりに目が真剣でしたね。


かるたの後は、もう一冊の本でことば遊び。
「ことばのこばこ」(和田誠 瑞雲社)
しりとり、回文、なぞかけなど、さまざまなことば遊びを楽しめる絵本でした。
上から読んでも下から読んでも同じことばなどは、日本語ならではの知恵ある遊びですね。
大人たちにも勉強になりました。

最後に、動物の名前がしりとりになった「こぶたぬきつねこ」を手振りをつけて歌いました。
みんな、この歌もよく知っているようで感心しました。
げんこつやまのたぬきさん」でお開きです。

2月にはビックイベント、にじいろ新年会も控えています。乞うご期待!

nijntje 記