2013年8月24日土曜日

にじいろ会α (2期生) 第10回

日時:2013年8月24日(土) 10:30-12:00
会場:Het Forum
講師:N1,A
参加人数:5人

夏休みが終わり、久しぶりの再会、そして新学期のスタートです。
みんな元気に集まりました。

今回から3期生もスタートしたので、ラジオ体操は人数がぐっと増えて賑やかになりました。

お休みを挟んだので、6週間日本に滞在して日本語に触れまくったLちゃんのようなケースもある一方、他の子たちはどうだったのかな、と思いきや、すんなりといつものようにスタートが切れました。

スタンプを押したら、みんな当然のようにきちんとひらがな表を開いて準備はばっちり。
あいうえおの復唱の時に、子どもたちがメインになるように声を抑えつつ読みましたが、みんなの声がよく聞こえました。

新しいひらがなは「え」と「に」
「え」の2画目は難しいでしょ?と言うと、「難しくないよ!」という子も今したが、実際に取り組んでみると、やっぱり形を取るのが難しい。
曲がり角がひとつ増えてしまったり、なぜかずいぶん下のほうに伸びてしまったり、それぞれみんな苦心して書いていました。
その分、シンプルな「に」はほっとしたのもあったのか、みんなあっという間に書き取りを終えていました。

おやつの時間は話の流れから、持ってきた果物、ホントに好き?と聞いてみたら、けっこうくすくす笑いながら、ホントは好きじゃない、なんて言う子がいたりして、それでもちゃんと食べてるじゃない!とつっこんだりしながら、和気あいあいとした雰囲気が流れました。

その雰囲気のまま、楽しいことで新学期を始めよう、とイス取りゲームをしました。
どんなゲームか覚えていたかな?みんなよーく覚えていてくれました。
イスを並べて、歌の本のボタンを押して・・・結局3回遊んで、たくさん歌ってたくさん盛り上がりました。

読み聞かせはKさんが「あむ」と「はるちゃんのすいか」を読んでくださいました。
「あむ」は飼い主の男の子を必死に探して海にたどりつく犬のお話。ここかしこに出てくる夏のものや、音に注目していましたね。
「はるちゃんのすいか」は不思議な美味しいスイカのお話。夜だけでてくる不思議なおいしいスイカ、発想が面白くてくすくす、そしてスイカが食べたくなってしまったのでした。




N1記



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にじいろ会α 3期生スタート!

日時:2013年8月24日(土) 10:30-12:00
会場:Het Forum
講師:Me,Nan
参加人数:4人


今日から3期生のレッスンが始まりました。
参加してくれた子供達は4人です。

3、4歳で、初めての日本語レッスンを母親以外の人から受けますので、今日の目標は、(1)まず顔見知りになる、(2)またレッスンに行きたいなと思えるような楽しい時間にする、事にしました。

まず自己紹介をしました。皆恥ずかしそうでしたがニコニコしていました。

それから、最初に、日本で話題になった「うずらちゃんのかくれんぼ」を読みました。
うずらちゃんとひよこちゃんが、上手にかくれんぼをします。
「どこに、かくれたのかな?」とページをめくる度に聞くと、皆、順々に指で指して、「ここ」と教えてくれました。
とてもいい集中力です。反応も早くて、読むのがますます楽しくなりました。

折角なので、「もう いいかい」 「まあだだよ」の練習をしました。
先生が、「もう いいかい」と言ったら、「まあだだよ」と言って、机の下に隠れてもらいました。
そして、「もう いいよ」
机の下でくすくす笑いながら隠れている子供達。大きな体を、腰を曲げながら机にもぐる私には大変でしたが
笑顔で上手に隠れている子供達の可愛いかった事!

この言葉はかくれんぼだけでなく、他でも使えそうなので、ちょっとお話しました。
例えば、お靴を履くとき、お着替えする時にお母さんに「もう いいかい」と言ってもらいましょう。
ちゃんと出来たら、「もう いいよ」って言ってね。

次に”どうようピアンえほん”を使って「きらきらぼし」を歌いました。
お手手をお星様の様にきらきらさせて、皆、一生懸命歌っています。
先生達の歌詞があやふやになると、子供達の歌声もあやふやになりそして、”きらきらひかる”ではきちんと声が揃い、一体感を感じて楽しく歌えました。

子供達皆に1回ずつボタンを押してもらって、3,4回歌ったのですが、あまりに楽しそうなので、「じゃぁ、もう一曲?」と話していたら、R君が、「ちょうちょう」のボタンをポン!と押しました。
それから、みんなで大合唱。2期生のレッスンを参考に、手をひらひらとちょうちょうのようにして歌いました。

皆の集中力がとてもよく続くので、そのまま本をもう一冊読む事にしました。
「きょうは みんなで クマがりだ」です。
意気揚々と元気にクマ狩りに行く様子が、野原でのカサカサ、川でのチャプチャプという音に現れています。
ところが、クマを洞穴で見つけた途端、みんな慌てて逃げるのです。
その慌てる様子が、”ジャブジャブ”や”ガサガサ”によく出ています。

実は、オランダ語の本では、その音の表現は同じなのです。
そこで、その音の違いの感覚を、テーブルを叩きながらお話しました。
また、「ぬかるみ」や「肩車」「吹雪」の言葉を、動作を使って説明しました。
ちょっと難しい言葉ですが、子供達は一緒にテーブルを叩いたり、吹雪の感覚を手で表現したり、楽しそうでした。感覚をわかってくれたら嬉しいな。

その時、No先生から「おやつを・・・」
「はっ!」あまりにも子供達が熱心に聴いてくれていたので、すっかり忘れていました。
気がつくと、1時間近く経っています。ごめんなさい!
そこで、みんなで美味しそうに果物を食べ始めました。
お行儀よく静かに食べていました。とても素直で可愛い子達ばかりです。

残り時間が20分になりましたので、運筆をする事にしました。
皆、クレヨンを使って、グルグル線を描きました。
書き方にも個性がありますが、皆、集中して一生懸命線をなぞっていました。
特にYちゃんのなぞった線は、とても濃く丁寧でした。
次は食パンの形をなぞり、その後、色を使ってジャムやチョコレートで仕上げました。
皆、想像力沢山で、美味しそうなパンの出来上がりです。


実は、K君は、絵本読みはしっかり聞いてくれてはいたもののちょっとご機嫌斜めの様子だったのです。
クレヨングルグルの時に「わぁ、上手に出来たね。楽しい?楽しかったら笑って。」と聞いたら
こちらを横目でちらっと見て、にっ!と笑ってくれました。
その反応がとても可愛くて、嬉しくなりました。

その後、二人のお子さんが、おかあさんについて2期生のクラスに行ったので、子供達二人と先生二人で、カルタ取りをしました。
4人の名前の頭文字、み、ら、な、め を使いました。
「自分の名前は絶対に取ってね」と言い、「Mちゃんの”み”」「Rくんの”ら”」と言うと
さっと取りました。試しに絵がないひらがなだけでやってみましたら、これも、二人ともばしっ!と取っていました。


最後に、”あっちゃんあがつく たべものあいうえお”を’あ’から’こ’まで読みました。
Nan先生の楽しい説明もあって、サングラスをかけたえびフライに笑ったりと反応がよくて
5文字の予定を変更して、10文字まで読んだのでした。

皆、きちんとお話を聞く集中力があって、日本語の質問にもきちんと答えてくれました。
素直でお行儀が良くて、これからがとても楽しみです。
Me記

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にじいろ会α (1期生)第44回

日時:2013年8月24日(土)10:00-12:00
会場:Het Forum
講師:AとM
参加人数: 5人

夏休みが終わって学校も始まり、また日本語レッスンが始まりました。
久しぶりにまたみんなで集まり、うれしくてうれしくて、はしゃぎ気味でしたね。
みんなすらりと背が伸びて、一回り大きくなったようです。

今学期から一期生は開始を30分早め、朝の会と称して会話の時間を増やすことにしました。
まずは夏休みの宿題「教科書ワーク」を提出、別のお部屋にてL君のお母さんがマル付けをしてくれました。

最初に日付、曜日を聞くと、今回から参加のSちゃんがすっと手をあげ、黒板になんと漢字で「八月二十四日」と書いてくれました。粒のそろった、とてもきれいな文字でした。まだこのレッスンでは漢字を始めていないので、みんなからの羨望の眼差し!Sちゃんの参加によって、みんなもとてもいい刺激を受けることでしょう。

それから一人ずつ順番に前に出て、「夏休みにしたこと」について話し、続いてみんなから質疑応答をする形で会話を進めました。それぞれに楽しかった夏休み、振り返ってまた楽し、です。

10:30からは通常通り、他のグループと一緒に朝の挨拶、ラジオ体操をしました。今回から三期生も加わり、人数も増え、一期生にはますます「お手本」役が期待されます。そんな自覚も、ちらほらと見られるようになり、頼もしいです。

教室に戻り、国語の教科書を開きます。
「おむすびころりん」を2ページずつに区切り、まず講師が読むのを聞きながら子供たちは黙読、続いて一斉に声を合わせたり、数行に分けて一人ずつ、リズムよく音読しました。読みもだいぶスムーズにできるようになり、また内容もよく把握できていて、感心しました。何でも願いがかなう「こづち」については、どの子も実際に見たり触れたりしたことのないものですが、「一寸法師」などにも登場するので、イメージは掴めていたようです。「私も欲しい!」というコメントには、笑えました。

「わ」と「は」、「お」と「を」、「え」と「へ」など、読み書きの上で区別すべきものに注目し、プリントで書く練習をしました。A先生が日本滞在中に、コピーしてきてくれたものでした。さーっと書いてしまう子、ゆっくり注意しながら丁寧に書く子、個性があって面白いですね。「おとうさん」や「きのう」など、「お」と「う」の区別も、気を付けたいところですね。終わらなかったところは、宿題にしました。

「すきなもの、なあに」では、二組に別れて、自分の好きなものを思い浮かべ、なぜ好きなのか理由を説明する、対話練習をしました。

待ち遠しかった休憩時間。
それぞれ持参したものを、和気あいあい、食べました。

後半は「せいかつ」の教科書より、シャボン玉を石鹸で作ってみる実験を行いました。
石鹸をすりおろし、ぬるま湯で溶かします。ストローの先を少しはさみで切り込みを入れ、開きます。そして、ふーっ!なかなか期待通りには行きません。そこで、A先生が出してきたものは・・・。砂糖、塩、はちみつ、片栗粉、チョコレートふりかけ!それらをみんなひとつずつ選んでシャボン玉液に溶かしてみると、なんとなんと、片栗粉とはちみつ、そしてチョコレートふりかけを溶かしたものは粘りが出たようで、うまくシャボン玉が膨らむようになりました!見てください、K君の得意顔!みんなの興奮ぶり!!


最後の読み聞かせは、『伝記』より「ファーブル」についてのお話でした。夏の間に自然に触れ、昆虫を捕まえたりして遊んだ子も多かったことでしょう。彼の姿勢から、何でも自分で確かめること、自然を大切にすること、将来の夢を見ることなど、子供たちが何かを学び取ってくれたらいいな、と思います。

新学期の初レッスンは以上でした。
これからまた2週間ごとに集まりますが、みんなで一緒に楽しく学びましょう。

その後、母親たちが話し合いに参加したため、子供たちは外でシャボン玉実験の続きができました。一期生が、二期生、三期生にお手本を見せて一緒にシャボン玉をする姿は、まさに微笑ましく、また頼もしいものでした。今後がますます楽しみです。

M記







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