どんよりと曇って、これから長い長い冬がやってきますね。
子供たちには、わくわくする行事が盛りだくさん。
うれしくて暖かい冬の一コマを思い浮かべたりし始める頃。
秋、最後のテーマは「あきの夜長」です。
まずは、楽しい談話とおやつの時間。
Nくんのお母さんが子供たちが食べやすいように小さく梨を切って持ってきてくれました。
甘くてとても美味しかったです。
お腹いっぱいになったところで、読み聞かせの時間です。
窓に並んだ本から、選んだのは
まっくろネリノ (作・絵 ヘルガ=ガルラー 訳 矢川 澄子 / 偕成社 )
まっくろネリノはお父さんとお母さんとお兄さん4人と一緒に暮らしています。
きれいなお兄さんたちは、まっくろネリノと遊んでくれません。
ネリノはいつもひとりぼっち。
ある日、お兄さんたちはあまりにきれいなので鳥かごに捕らえられてしまいます。
まっくろなネリノは、夜になれば見つからないとお兄さんたちを助けに行きます。
無事に助け出し、それからはみんなで一緒に遊ぶようになりました。
黒色の背景に色鮮やかに描かれた鳥たちがとても美しい絵本。
自分の個性を信じて、勇気を出す小さなネリノに心を打たれます。
次に、何を読もうかなっと言っていると。
今月5歳のお誕生日を迎えるMちゃんが「私が、読む。」と選んでくれた本は
私も大好きなこの本。
よるくま (酒井 駒子 / 偕成社)
とても上手に、とても丁寧に読んでくれました。
今までに無い静けさになりました。一言一言を聞き逃さないように、みんなが聞き入りました。
長い本を最後までよく頑張ったね、Mちゃん。
今月の工作は、キャンドルホルダーを作ろう!
空き瓶に色薄紙をチョキチョキ切って、ペタペタ張ってもらいます。
みんな、とっても真剣です。
見本を事前に作ろうか迷ったけれど、作らなくて良かった。
説明も「切って、張って下さい。」ただ、それだけ。
それぞれが好きなように作ったキャンドルホルダーはとても魅力的に仕上がりました。
キャンドルを燈して。。。
海の中の魚。
いつもと違う、暗闇の中のにじいろ会。
なんだか日常の中の非日常で、ちょっとだけドキドキわくわく。
キャンドルを燈して、輪になって歌を歌いました。
さて、暗闇からまた明るいお部屋へ戻り。
今度は体を元気に動かします。
Nijntjeさんに教わりながら、「おちたおちた、とんだとんだ」で体を動かしました。
最後のとんだとんだは、Lちゃんが「私がやりたい!」っと言って先導してくれました。
大人が本を読む、大人が指示をすると勝手に考えていたけれど、
そうじゃ無かったんだと気がついた今月の会でした。
いつものように、げんこつ山のたぬきさんをみんなで歌って締めくくりました。
それでは、次回のにじいろ会のテーマは「クリスマス」です。お楽しみに。
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