2011年11月19日土曜日

にじいろ会α 第13回

日時:2011年11月19日(土) 10:00~11:30
会場:A宅
講師:M、N、J
参加人数4人(K君、L君、Yちゃん、Lちゃん)

ますます活気が出てきたようです。みんなの元気に押されてつい始めの挨拶を忘れてしまいました。
ラジオ体操もすっかり板に着いてきました。

まずはひらがなから。
「お」と「せ」です。
「お」のつく言葉はとても多く、みんなの発言も止まりません。全部挙げていたらきりがないので途中で止めましたが、みんな競って発言してくれるのはとてもうれしいものです。
「せ」もまだまだ、と言って手を挙げたがっている子がいたりしました。

今日は、ゲームを取り入れようと思い、「買い物すごろく」(こどもちゃれんじより)をやってみました。
ただ進んでいくだけではなく、指示されたものをお店で買いながら先に行かなくてはならず、なかなかいい頭の体操になったのではないかと思います。
お金の数え方は今回は子どもたちにさせると時間がかかるだろうと思い、お店の人とのやりとり「○○ください」「ありがとうございます」の練習のほうを子どもたちにしてもらった感じです。
みんな集中して進めているうちに、気がつけば終わりの時間に!
ゴールした時のみんなの達成感はあったようですし、それだけ集中してゲームができたこともよかったと思います。

読みたかった本は、次回のお楽しみに。

N記

2011年11月9日水曜日

11月のにじいろ会の様子

テーマ:食欲の秋!

読んでくれた本は、以下の3冊です。
・『おおきなおおきなおいも』(赤羽末吉 作 / 福音館書店) 読み手:coriesさん
・『やさいたちのうた』(藤富保男 詩 谷口広樹 絵 / 福音館書店) 読み手:やしゅまろさん
・『いちねんせい』(谷川俊太郎 詩 和田誠 絵 / 小学館) 読み手:おまめさん

『おおきなおおきなおいも』は、予測外の展開が楽しいお話。
「おいも!」の色とワイルドな挿絵が印象に残ります。
お芋掘り遠足の話かな?と思いきや、子供たちの描いた大~きな大~きなお芋の絵、はては宇宙旅行まで、
世界がどんどん広がっていきました。あんなに大きなお芋、食べてみたいですね。

『やさいたちのうた』は、味のある野菜のイラストに、リズミカルで面白い詩がついた本。
イラストのお野菜に食らいつく(!)子供たちから、野菜への熱情が伝わってきました。「絵に描いた餅」
でも食べてしまいそうな二人でしたね。れんこんの糸=くもの糸など、なるほどなぁと思わされました。

『いちねんせい』からは、「ぱん」「あな」「たいこ」の3つの詩を読んでいただきました。
そんなところを覗いてしまうの!という「あな」、響きの面白い「たいこ」など、前のめりで聞いてしまう
詩がたくさんで、みんな「もっと読んで、もっと読んで」と催促していました。私も全篇読んでみたいな。

読み聞かせの合間にcoriesさんが、野菜・果物を使ったクイズをしてくれました。
いろいろな野菜を切った断面をハンコにして押したシルエットを見て何の野菜だか当てるクイズ、
みんな順調に正解していましたね。
久しぶりに見たオクラの断面、味のあるパプリカの断面、美しいなぁと思いました。

もうひとつ、目をつぶって袋に手を入れて、何を触ったか当てるクイズ。
答えを見た他の子供たちがついつい回答者に教えてしまう場面が、進行上は困ってしまいますが、
かわいくて笑ってしまいました。毛むくじゃらの里芋は難しかったですね。


前回「運動の秋」のテーマで行われたミニ運動会、今回は「フライパン競争」を行いました。
フライパンや両手鍋に乗せたボールを落とさずに、滑り台の後ろを通って速く戻ってこられるかな
お玉まで登場して盛り上がりました。一番得意だったのは、誰だったかな?
今後も新年会などでやりましょうということになりました。難易度を上げると大人も楽しそうですね。

おやつにはcoriesさんの日本のお土産と、私(Y)持参の栗パンをいただきました。
抹茶の葛湯、心まで温まってほっとする味でした。みんな、栗で秋を味わえていたらいいな。
ごちそうさまでした。

手遊び『手をたたきましょう』では、小さい声~大きい声~、速く!ゆっくり!などのバリエーションを
つけるのがみんな上手でしたね。
『げんこつ山のたぬきさん』でおしまい。
絵本を読んでもらっている間にオレンジや紫に移り変わった夕空が、すっかり暗くなっていました。

個人的に二ヶ月ぶりの参加だったので、特に赤ちゃんや小さい子の成長ぶりに驚きました。
これからも絵本を楽しむ輪、友達の輪が繋がってゆくといいですね。
日も短く、寒くなったこのごろですが、また来月、皆さん元気で集まれますように。

(Y)記

2011年11月5日土曜日

にじいろ会α 第12回

日時:2011年11月5日(土)10:00-11:30
場所:A宅
講師:NとM
参加人数:4人

出席カードのスタンプ押し、挨拶、ラジオ体操、そしてファイルを広げて今日習う文字は・・・・「よ」と「や」です。言葉集めをして、皆で指で空気に文字を書き、それぞれのファイルに文字を練習します。
4人のうちでは最年少のLちゃんもついに5歳になり、ますますやる気満々です。筆圧もしっかりとして、りっぱな文字が並びました。

おやつの時間はお店屋さんごっこで始まります。お店屋さん、お客さんの役割を想定した言葉遣い、会話を練習するのが目的です。あとは11月の歌をBGMで流しながら、団欒を楽しみます。

休憩の後は、ひらがな表を出し、今までに習った文字にマルをつけました。
今まであまり表を活用していませんでしたが、みんな文字がどこにあるのか発見するのがとても速くて感心しました。「あいうえお」と順番に声に出して読み上げ、「あかさたな」と横軸にも皆で順番に読み上げてみました。

そして11月の歌「どんぐりころころ」
上手に歌えていたので、どんぐり役になって床をころころする子と、どじょうの役とで歌いながら体を動かしました。

読み聞かせは以下の2冊でした。

「そらまめくんのベッド」 なかやみわ <こどものとも>傑作集
いろいろな豆の名前がでてきましたね。それからお友達に優しくしてあげること、独り占めしないで分け合うことなど子供たちにとって身近なテーマも含まれていました。そしてそらまめくんが自分のベッドを失った悲しみをも忘れて、うずらの卵が孵る喜びで夢中になってしまうところに、子供たちもすっかり共感していました。

「モチモチの木」 斉藤隆介 岩崎書店
実りの秋、どんぐりなどのテーマに沿って、栃の木のお話を読みました。
方言での語り口調だし、絵もごつごつして、子供たちにとっては多少とっつきにくかったかもしれませんが、みんなとても静かに聴いていましたね。豆太がみんなと同じ5歳だったので、自分と重なる部分も少しあったのかもしれません。すべての言葉の意味が分からなくても、話の流れを捉えることができるようになる良い練習になったのではないかと思います。

文字の学習も順調に進み、子供たちにも着実に身についてきているのが感じられます。今後いろいろなテーマなどを取り入れていき、生活の中であらゆる場面に対応できるよう、さらに語彙を増やして行きたいですね。