2011年11月9日水曜日

11月のにじいろ会の様子

テーマ:食欲の秋!

読んでくれた本は、以下の3冊です。
・『おおきなおおきなおいも』(赤羽末吉 作 / 福音館書店) 読み手:coriesさん
・『やさいたちのうた』(藤富保男 詩 谷口広樹 絵 / 福音館書店) 読み手:やしゅまろさん
・『いちねんせい』(谷川俊太郎 詩 和田誠 絵 / 小学館) 読み手:おまめさん

『おおきなおおきなおいも』は、予測外の展開が楽しいお話。
「おいも!」の色とワイルドな挿絵が印象に残ります。
お芋掘り遠足の話かな?と思いきや、子供たちの描いた大~きな大~きなお芋の絵、はては宇宙旅行まで、
世界がどんどん広がっていきました。あんなに大きなお芋、食べてみたいですね。

『やさいたちのうた』は、味のある野菜のイラストに、リズミカルで面白い詩がついた本。
イラストのお野菜に食らいつく(!)子供たちから、野菜への熱情が伝わってきました。「絵に描いた餅」
でも食べてしまいそうな二人でしたね。れんこんの糸=くもの糸など、なるほどなぁと思わされました。

『いちねんせい』からは、「ぱん」「あな」「たいこ」の3つの詩を読んでいただきました。
そんなところを覗いてしまうの!という「あな」、響きの面白い「たいこ」など、前のめりで聞いてしまう
詩がたくさんで、みんな「もっと読んで、もっと読んで」と催促していました。私も全篇読んでみたいな。

読み聞かせの合間にcoriesさんが、野菜・果物を使ったクイズをしてくれました。
いろいろな野菜を切った断面をハンコにして押したシルエットを見て何の野菜だか当てるクイズ、
みんな順調に正解していましたね。
久しぶりに見たオクラの断面、味のあるパプリカの断面、美しいなぁと思いました。

もうひとつ、目をつぶって袋に手を入れて、何を触ったか当てるクイズ。
答えを見た他の子供たちがついつい回答者に教えてしまう場面が、進行上は困ってしまいますが、
かわいくて笑ってしまいました。毛むくじゃらの里芋は難しかったですね。


前回「運動の秋」のテーマで行われたミニ運動会、今回は「フライパン競争」を行いました。
フライパンや両手鍋に乗せたボールを落とさずに、滑り台の後ろを通って速く戻ってこられるかな
お玉まで登場して盛り上がりました。一番得意だったのは、誰だったかな?
今後も新年会などでやりましょうということになりました。難易度を上げると大人も楽しそうですね。

おやつにはcoriesさんの日本のお土産と、私(Y)持参の栗パンをいただきました。
抹茶の葛湯、心まで温まってほっとする味でした。みんな、栗で秋を味わえていたらいいな。
ごちそうさまでした。

手遊び『手をたたきましょう』では、小さい声~大きい声~、速く!ゆっくり!などのバリエーションを
つけるのがみんな上手でしたね。
『げんこつ山のたぬきさん』でおしまい。
絵本を読んでもらっている間にオレンジや紫に移り変わった夕空が、すっかり暗くなっていました。

個人的に二ヶ月ぶりの参加だったので、特に赤ちゃんや小さい子の成長ぶりに驚きました。
これからも絵本を楽しむ輪、友達の輪が繋がってゆくといいですね。
日も短く、寒くなったこのごろですが、また来月、皆さん元気で集まれますように。

(Y)記

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