2012年5月9日水曜日

5月のにじいろ会の様子

ちょっとムワッとするような、雨降りの午後。
まるで日本の梅雨のようで、鬱陶しいけれどどこかホッとしたりもする…
そんなお天気の中、5月のにじいろ会が開催されました。

今月は、諸々の事情で不参加の方が多く、集まったのはなんとたったの3家族!!
(お母さん3人、子ども5人、赤ちゃん1人)
こりゃ寂しいかな…と思いきや、広々した会場でゆったり静かなひとときを過ごせた
ので、これはこれでとっても贅沢?!でした。
声のよく通ること…(笑)

今月のテーマは「のりもの」。
少人数だからこそ、スピードもゆるめで、ケンカせずに穏やかに、遊具の乗り物で
遊ぶことができました。


読み聞かせの1冊目は、みずぽんさん。

  『のりもの いろいろ かくれんぼ』(いしかわこうじ 作・絵 / ポプラ社)

最初は窓や色など一部しかわからないのだけれど、
その乗り物の形に穴の開いたページをめくると…
「あ、バス!」「ヘリコプター!」などなど、楽しく当てることができました。
持ち主のTくんは、大ののりもの好きと見えて、ページをめくるが早いが、
まだお母さんが本文を読み始めていないというのに、たちまち答えていましたよ!



お次は、私、おまめ。

  『とんねるをぬけると』(片山健 作・絵 / 福音館書店 / こどものとも年少版)

電車に乗って、トンネルを通過すると、あらあら、乗客がいったい何になったか?!
奇想天外、思いもかけない展開に、みんなワクワク、ゲラゲラ。
こんな電車、乗ってみたいね~。


初めての試み「閲覧テーブル」にはのりもの図鑑がいろいろ並びました。
いろんな種類の電車やはたらく自動車など、見比べると面白いね。
おはなし(物語)とはまたちがったタイプの本とも親しめるきっかけになれば…と
思って試しにやってみましたが、特に大きい子は黙々と見入っていたので、作戦成功!



また、直前の土曜日が「こどもの日」だったので、みんなでこいのぼりを作りました。 
作り方は簡単。
A5の色紙を縦半分に折って、白いラベルシールでストローにくっつけて、
クレヨンで目やうろこの模様を描いたらできあがり~!
それぞれ、個性的な鯉ができました。



それから、3冊目の読み聞かせ。
「わたしのおかあさんもよんで!」とのL2ちゃんの熱烈なリクエストがあったので、
Love子さんが読んでくれました。

  『のろまなローラー』(小出正吾 作 / 山本忠敬 絵 / 福音館書店)

頼もしい「はたらくくるま」が主人公で、まだそこら中の道がでこぼこしていたであろう
1960年代後半のお話です。
それでも、モダンで精緻な絵柄や鮮やかな色合いのせいか、古さはあんまり感じません。
ゴロゴロゴロゴロ…
スピードや効率偏重では見えてこない景色も、見過ごしてしまう価値もあるんだよ、と
いうメッセージを感じました。



帰る間際には、いつもの「げんこつ山のたぬきさん」の他にも、
「♪やねよ~り~た~か~い、こいの~ぼ~り~♪」も歌いました。


いつものおともだちに会えなかったのは残念だけど、絵本もおしゃべりも満喫できたし、
たまにはこんなゆったりした午後もいいもんだな~と贅沢に感じたのでした。

ではまた来月!

おまめ 記

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