6月と言えば日本では梅雨の季節ですが、こちらオランダも毎日パッとしないお天気続き。
(6月に限ったことでは無いのですが・・・)
そこで今月のテーマはずばり『雨となかよし』。
雨やこの時期の生き物に関する下記の3冊の本を、IさんとNさんが読んでくれました。
『あまがえるのあおちゃん』(高家博成・仲川道子 作 / 童心社)
『おつかい』(さとうわきこ 作 / 福音館書店)
『でんでんむしのかなしみ』より『でんでんむし』(新美南吉 作 / かみやしん 絵 / 大日本図書)
「あまがえるのあおちゃん」:
おたまじゃくしからかえるになったばっかりのあおちゃんが、小川に落ちて遠くへどんどん
流されてしまい、辿り着いた草むらでヘビに食べられそうになり、水の中から出て来たカメに
助けられて、お家まで連れて帰ってもらうと言うお話。
可愛らしいイラストに加えハラハラするお話で子供達は本に釘付け。最後はハッピーエンドで
子供達も安心した様子でした。
「おつかい」:
とある雨の日、女の子がお母さんにおつかいを頼まれたものの、雨が降っているから何とか
理由をつけておつかいを拒むお話。
最初は女の子が「いやあよ、あめがふってるんだもの」と言えばお母さんが「かささして
いけばいいでしょ」と可愛いやりとりだったのが、段々と女の子の言い分がエスカレート
して、最後には「大水になったらどうする?大水にあったとき、およぐとおなかがすいて
死んじゃうよ」とまで。
結局そうこうしている内に外は晴れて、女の子は重装備のままおつかいに行くというオチ
に子供達も大人達も大爆笑でした。
「でんでんむし」:
このお話も生まれたばかりの小さなでんでんむしとお母さんでんでんむしの心温まる会話の
やり取り。
生まれたばかりのでんでんむしは知らないことばかりでお母さんにたくさん質問をします。
その質問一つ一つにお母さんは丁寧に答えます。ただ最後の質問「だれか、そらのなかに
いるの?」「そらのむこうになにがあるの?」という質問には「しりません」とお母さんも
答えられませんでした(笑)。
本読みの後は日本の梅雨の時期にはお馴染みの「てるてるぼうず」作り。
2歳児の子でもティッシュをぐしゃっと潰すのはお手の物。
その上からもう一枚ティッシュをかぶせ、紐で首の部分をしばり、後はペンで顔を描くだけ。
皆とても上手に作れました。
そして今回は来月開催される『にじいろ夏祭り』で行う予定の「炭坑節」を練習してみました。
これがなかなか難しい!
お母さん達が円になって練習する中、子供達も挑戦するものの、やはり難しいのかどんどん脱落。
そんな中SちゃんとHちゃんは最後までしっかり踊ってくれました。しかもかなり上手!
来月の本番ではしっかり見本になって皆を引っ張ってもらいたいものです。
最後はいつもの「げんこつやま」でお別れ。
今回も充実したにじいろ会でした。
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