上は6歳から下は0歳まで。違う年齢の子供達が同じテーブルでおやつを食べたり、一緒に工作をして遊んだりしているのを見ているとほのぼのします。
いつもはおやつの時間が終わると読み聞かせの時間なのですが、今回は変則的に先に工作をやりました。工作では年の瀬と言うこともあり、今回集まった子供達は見たこと無いであろう「しめ飾り」を作りました。オランダで「しめ飾り」を作るのなんて不可能だろうと思っていたのですが、工作のプロMさんが、今回も素晴らしいアイデアで小さな子供達でも作れるよう準備して来てくれました。まずは茶色のクッキングペーパーを40cmぐらいに切り、筒状に丸めていってから縄のようにくるくるとねじっていきます。それを輪っかにしてセロテープでとめます。その後、前もってギザギザに切ってくれていた半紙を二枚セロテープでとめ、そして緑色の紙から二枚葉っぱを切り取って(葉っぱの周りにはさみで切込みを入れる作業もします)作り、それを又セロテープで貼り付けます。最後はオレンジ色の紙であらかじめ丸く切ってあった”みかん”をセロテープで付けて、自分達で好きにみかんに模様を付けて出来上がり♪皆立派な「しめ飾り」を作れました。
そして今回の本は下記の二冊。
『びんぼうがみさま(日本の昔話)』(福知伸夫 再話・絵/福音館書店 こどものとも)
大晦日の日。貧しい夫婦の家には食べるものもなく、夫婦はため息ばかりついています。仕方がないので大掃除を始めると、なんと押入れにびんぼうがみさまが。逃げ出そうと思いましたが、びんぼうがみさまがお酒を買ってくれ、みんなで飲むことに。「あすのいわいもちもない」とまたため息をつく夫婦に、「今日の夜中、金の神様、銀の神様、銅の神様が通るから、それを捕まえればお金ができるぞ」とびんぼうがみさまが教えてくれました。夫婦は金の神様、銀の神様を捕まえようとしますが、うまくいきません。やっと銅の神様をつかまえた・・・と思ったら、なんとびんぼうがみさまでした。がっかりしてへたりこむ夫婦に、びんぼうがみさまがいいました。「おまえらのためいきがたまらん、たまらん!わしはためいきがだいすきじゃ」。ため息ばかりついているからだめだったのだと気がついた夫婦、それからはため息つかずに一生懸命働きました。すると、びんぼうがみさまもどこかへいってしまいました。と言うお話。
『もうすぐおしょうがつ』 (西村繁男 作/福音館書店)
年末、おじいちゃん、おばあちゃんの家でのお正月の準備の様子を書いた絵本。しめかざりやもちつき、除夜の鐘、としこしそばなどが出てきます。
最後は「お正月」と「げんこつやまのたぬきさん」を歌って終了。
今回も楽しい仲間達と盛りだくさんの企画で大盛況に終えることが出来ました。
2012年を締めくくるのには持って来いの会だったと思います。
今年一年を振り返ると、本当に色々なことをやって来ました。どれを思い出しても楽しい記憶ばかり。皆さん、今年一年お疲れ様でした。そしてありがとう。来年もどうぞ宜しく。
Love子記
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