2013年8月24日土曜日

にじいろ会α (1期生)第44回

日時:2013年8月24日(土)10:00-12:00
会場:Het Forum
講師:AとM
参加人数: 5人

夏休みが終わって学校も始まり、また日本語レッスンが始まりました。
久しぶりにまたみんなで集まり、うれしくてうれしくて、はしゃぎ気味でしたね。
みんなすらりと背が伸びて、一回り大きくなったようです。

今学期から一期生は開始を30分早め、朝の会と称して会話の時間を増やすことにしました。
まずは夏休みの宿題「教科書ワーク」を提出、別のお部屋にてL君のお母さんがマル付けをしてくれました。

最初に日付、曜日を聞くと、今回から参加のSちゃんがすっと手をあげ、黒板になんと漢字で「八月二十四日」と書いてくれました。粒のそろった、とてもきれいな文字でした。まだこのレッスンでは漢字を始めていないので、みんなからの羨望の眼差し!Sちゃんの参加によって、みんなもとてもいい刺激を受けることでしょう。

それから一人ずつ順番に前に出て、「夏休みにしたこと」について話し、続いてみんなから質疑応答をする形で会話を進めました。それぞれに楽しかった夏休み、振り返ってまた楽し、です。

10:30からは通常通り、他のグループと一緒に朝の挨拶、ラジオ体操をしました。今回から三期生も加わり、人数も増え、一期生にはますます「お手本」役が期待されます。そんな自覚も、ちらほらと見られるようになり、頼もしいです。

教室に戻り、国語の教科書を開きます。
「おむすびころりん」を2ページずつに区切り、まず講師が読むのを聞きながら子供たちは黙読、続いて一斉に声を合わせたり、数行に分けて一人ずつ、リズムよく音読しました。読みもだいぶスムーズにできるようになり、また内容もよく把握できていて、感心しました。何でも願いがかなう「こづち」については、どの子も実際に見たり触れたりしたことのないものですが、「一寸法師」などにも登場するので、イメージは掴めていたようです。「私も欲しい!」というコメントには、笑えました。

「わ」と「は」、「お」と「を」、「え」と「へ」など、読み書きの上で区別すべきものに注目し、プリントで書く練習をしました。A先生が日本滞在中に、コピーしてきてくれたものでした。さーっと書いてしまう子、ゆっくり注意しながら丁寧に書く子、個性があって面白いですね。「おとうさん」や「きのう」など、「お」と「う」の区別も、気を付けたいところですね。終わらなかったところは、宿題にしました。

「すきなもの、なあに」では、二組に別れて、自分の好きなものを思い浮かべ、なぜ好きなのか理由を説明する、対話練習をしました。

待ち遠しかった休憩時間。
それぞれ持参したものを、和気あいあい、食べました。

後半は「せいかつ」の教科書より、シャボン玉を石鹸で作ってみる実験を行いました。
石鹸をすりおろし、ぬるま湯で溶かします。ストローの先を少しはさみで切り込みを入れ、開きます。そして、ふーっ!なかなか期待通りには行きません。そこで、A先生が出してきたものは・・・。砂糖、塩、はちみつ、片栗粉、チョコレートふりかけ!それらをみんなひとつずつ選んでシャボン玉液に溶かしてみると、なんとなんと、片栗粉とはちみつ、そしてチョコレートふりかけを溶かしたものは粘りが出たようで、うまくシャボン玉が膨らむようになりました!見てください、K君の得意顔!みんなの興奮ぶり!!


最後の読み聞かせは、『伝記』より「ファーブル」についてのお話でした。夏の間に自然に触れ、昆虫を捕まえたりして遊んだ子も多かったことでしょう。彼の姿勢から、何でも自分で確かめること、自然を大切にすること、将来の夢を見ることなど、子供たちが何かを学び取ってくれたらいいな、と思います。

新学期の初レッスンは以上でした。
これからまた2週間ごとに集まりますが、みんなで一緒に楽しく学びましょう。

その後、母親たちが話し合いに参加したため、子供たちは外でシャボン玉実験の続きができました。一期生が、二期生、三期生にお手本を見せて一緒にシャボン玉をする姿は、まさに微笑ましく、また頼もしいものでした。今後がますます楽しみです。

M記







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