日時:2013年3月23日(土)10:30-12:00
会場:Het Forum
講師:A,M
参加人数:5人
暦の上では『春』と言うのに、オランダは今日も寒く歴代で最も寒い3月23日を観測したほど。
それでも、そんな寒さに関係無く今日も元気な子供達。
いつもの様に一期生二期生合同のラジオ体操から始まりました。今回は日本語補習校に
通っているSちゃんも、補習校が春休みと言うことで、授業に参加してくれました!
Sちゃんも上手にラジオ体操が出来ていましたね。
教材学習では、たくさん書かれているひらがなの中から指の名称を探して、「おやゆび→
ひとさしゆび→なかゆび・・・」と線で辿る迷路を行いました。
滅多に使うことの無い指の名称、特に「ひとさしゆび」と言うのに子供達は苦戦していました。
そしてM先生が「くすりゆび」は薬を塗る時に使う指だから「くすりゆび」と言うのよ、
と説明すると子供達は妙に納得。直ぐに覚えたみたいで、やはりこう言う風に言葉の
成り立ちを説明すると子供達も直ぐに覚えるんだなと実感しました。
あとはひらがなの書き取り練習を二枚やりました。
本読みは、毎回のシリーズで「へんてこライオン」を順番交代に読みました。皆上手に
読めていましたよ。
休憩を挟んだあとは3月の月例にじいろ会でも行った『からだなぞり』をやりました。
今回の授業ではそのなぞったからだに、自分の知っている体の部位をひらがなで
書き込んでもらったのですが、「め」「て」「あし」「まゆげ」までは良かったものの「ひげ」が・・・。
あらら??何故か子供達は自分の顔を猫にして、ひげを描いていました。
そしてその後はクラスが「にゃーにゃー」と猫人間で大騒ぎ。まあこれも想像力を育むと
言うことで、良しとしましょうか(苦笑)。
最後は読み聞かせで「ナイチンゲール」をSちゃんのお母さん、Tさんに読んで頂きました。
少し長いお話でしたが、果たして子供達はこの「ナイチンゲール」と言う女性をどう
捉えたのでしょうか。
今日は特別ゲストとして、ライデン大学で日本語を勉強しているEさんに授業を見学して
頂きました。子供達は緊張するかと思いきや、何のその。全くいつもの調子で元気の
良い子供達でした。これが一期生の良いところです。
さてさて、次の回はフリースランドの牧場への遠足です。2週間後はもっともっと暖かく
なっていて欲しいものです。
そして遠足が終わると、いよいよ生徒達も日本では小学校1年生!4月の授業からは
日本のこくごの教科書を使って授業を進めて行きます。
A記
2013年3月23日土曜日
にじいろ会α (2期生) 第5回
日時:2013年3月23日(土) 10:30-12:00
会場:Het Forum
講師:N1,N3
参加人数:5人
まだまだ春の訪れは遠い?というような寒い日でしたが、みんな元気いっぱいに集まりました。
元気にラジオ体操をすると、「暑い!」という声がちらほら。ますます腕がぴしっと伸びて、2期生も1期生のお兄ちゃんお姉ちゃんたちに負けずにしっかり体操しています。にこにこ笑顔で体操するのもすっかり身に付きましたね。
いつもどおりのひらがな表読み。2人ほど、読んでいる文字を指で追いながら読んでいる子もいました。声もどんどん出てくるようになり、活気があります。
本日の文字練習は、2画の「こ」と「と」。
どちらもバランスよく書けていましたね。書き取りの集中力は皆驚くほどで、しーんと静まり返って練習をします。
よく書けているので、それぞれほめて花マルをつけるのを習慣にしていますが、花マルをもらう時のみんなのうれしそうな表情がたまりません。こちらもうれしくなってしまいます。
名前の書き取りも、お家でも練習している子もいるらしく、最初は「むずかしい!」と言っていた文字を書けるようになって得意そうに教えてくれたのもうれしいことでした。
2文字頑張ったあとは休憩。
おやつにはりんごが大人気でした。
Sちゃんが、飲み物の入れ物を開けるのにかたくて手こずっているのを「手伝おうか?」と何度か聞いたのですが、その度に自分で開けるから!と顔を真っ赤にして頑張っていたのですが、何人かのお友達が手伝おうか?と声をかけてくれていました。
その流れで私がちょっとしたお遊びで力比べをみんなと始めました。
「誰が一番私の手を強く握れるかな?」
と次々と手を握ってもらったり、手を引っぱってもらったり、そうしているうちに、いつもはとっても静かな教室に活気が急に生まれました。
力比べも面白かったのですが、その流れで今日の歌を歌いましょう、と持って行ったところ、5人とも歌を歌う時のノリが全く違いました。
全員身体を左右に揺らしながら、元気いっぱい「ちょうちょ、ちょうちょ」と歌ってくれましたね。
こんなに楽しそうにうれしそうに歌を歌えたのは初めてだったので、歌っている間、私も子どもたちと一緒に身体を揺らしていました。
ゲームは何をしようかな、と思いつつも時間に限りがあったので、前回もやった神経衰弱をやりました。
まだ書き取りを習っていない文字も、このゲームでいくつか覚えてくれたようです。
次回は、自分たちでカードにひらがなを書いて神経衰弱をしてみたいと思います。
読み聞かせは「おひさま」から「どろんこぼうや」を読みました。
今回一気に空気がほどけた感じがあったので、休憩時間に少し身体を動かしてみることを取り入れてみようかと思いました。
N1記
会場:Het Forum
講師:N1,N3
参加人数:5人
まだまだ春の訪れは遠い?というような寒い日でしたが、みんな元気いっぱいに集まりました。
元気にラジオ体操をすると、「暑い!」という声がちらほら。ますます腕がぴしっと伸びて、2期生も1期生のお兄ちゃんお姉ちゃんたちに負けずにしっかり体操しています。にこにこ笑顔で体操するのもすっかり身に付きましたね。
いつもどおりのひらがな表読み。2人ほど、読んでいる文字を指で追いながら読んでいる子もいました。声もどんどん出てくるようになり、活気があります。
本日の文字練習は、2画の「こ」と「と」。
どちらもバランスよく書けていましたね。書き取りの集中力は皆驚くほどで、しーんと静まり返って練習をします。
よく書けているので、それぞれほめて花マルをつけるのを習慣にしていますが、花マルをもらう時のみんなのうれしそうな表情がたまりません。こちらもうれしくなってしまいます。
名前の書き取りも、お家でも練習している子もいるらしく、最初は「むずかしい!」と言っていた文字を書けるようになって得意そうに教えてくれたのもうれしいことでした。
2文字頑張ったあとは休憩。
おやつにはりんごが大人気でした。
Sちゃんが、飲み物の入れ物を開けるのにかたくて手こずっているのを「手伝おうか?」と何度か聞いたのですが、その度に自分で開けるから!と顔を真っ赤にして頑張っていたのですが、何人かのお友達が手伝おうか?と声をかけてくれていました。
その流れで私がちょっとしたお遊びで力比べをみんなと始めました。
「誰が一番私の手を強く握れるかな?」
と次々と手を握ってもらったり、手を引っぱってもらったり、そうしているうちに、いつもはとっても静かな教室に活気が急に生まれました。
力比べも面白かったのですが、その流れで今日の歌を歌いましょう、と持って行ったところ、5人とも歌を歌う時のノリが全く違いました。
全員身体を左右に揺らしながら、元気いっぱい「ちょうちょ、ちょうちょ」と歌ってくれましたね。
こんなに楽しそうにうれしそうに歌を歌えたのは初めてだったので、歌っている間、私も子どもたちと一緒に身体を揺らしていました。
ゲームは何をしようかな、と思いつつも時間に限りがあったので、前回もやった神経衰弱をやりました。
まだ書き取りを習っていない文字も、このゲームでいくつか覚えてくれたようです。
次回は、自分たちでカードにひらがなを書いて神経衰弱をしてみたいと思います。
読み聞かせは「おひさま」から「どろんこぼうや」を読みました。
今回一気に空気がほどけた感じがあったので、休憩時間に少し身体を動かしてみることを取り入れてみようかと思いました。
N1記
2013年3月13日水曜日
3月のにじいろ会の様子
春の訪れを思わせる日差しの中、 3月のにじいろ会が開かれました。
大きな紙を提供してくださったおかげで、
最後に、「あたまかたひざぽん」と「げんこつやま」を歌って、 今月もおひらき。
今月のテーマは「からだ」。
子供にとっては、文字通り「身」近な興味の対象です。
読んだ本は、以下の2冊。
・『みんな うんち』(五味太郎 作・絵 / 福音館)
・『たべもののたび』(かこさとし 作・絵 / 童心社)
読み手はおまめさんです。
『みんな うんち』には、でてくるでてくる、いろんないろ・ かたちのうんちたち!
みんな「ひゃー、きたなーい!」といいつつ、大喜び。
子供って、大好きですね、キタナイおはなし。
それにしても、へびのおしりはどこだろう? くじらのうんちってどんなの?
本当に気になります。今度調べてみなくては。
『たべもののたび』は、食べ物が口から入って、
体のなかでどんな旅をしてうんちになるのか、
そして、 食べ物がからだのなかでどんな働きをしてくれているかがわかる本 。
消化というなかなか難しいお話を、 かこさんならではのやさしい文章と、
ユーモラスな絵で、分かりやすく説明しています。
からだの内側の話のあとは、みんなで背比べ。
オランダでは「背の順にならぶ」 というようなことをあまりしないので、
初めて背比べをした子供も多かったのではと思います。
ならんだならんだ、子供達!
次は、「からだなぞり」。
手や足の形を紙になぞったことのある人は多いと思いますが、
体全体をなぞるなんて、そうそうできることではありません!
子供同士、慎重に体をなぞりあっている子もいれば、
くすぐったくて笑い出す子、 なぞった型に丁寧に顔などを書き入れる子、様々でした。
やしゅまろさんの旦那さんが、
大きな紙を片付けたあとは、リトミック。
ないんちぇさんが先生になってくださいました。
リズムに乗って、あたまからひざまで、 名前を言いながらぽんと叩いていきます。
最初はみんな余裕の表情ですが、リズムが早くなるにつれて、 難易度アップ。
最後に、「あたまかたひざぽん」と「げんこつやま」を歌って、
まだ明るいうちにみんな帰路に着きました。
来月はもっと春めいたにじいろ会になることと思います。
Cories 記
2013年3月9日土曜日
にじいろ会α (2期生) 第4回
日時:2013年3月9日(土) 10:30-12:00
会場:Het Forum
講師:N1,M
参加人数:4人
春が来たのかと思わせておいて、再び寒さが帰ってきたこの日、体調を崩してお休みした子が2人。4人での授業でした。
スタートはいつも通り、全員でラジオ体操でしたが、今回からPCで画像を見ながらではなく、スピーカーから聞こえる音楽だけでやりました。
とはいえ、見本となる大人がいるので問題なし。それにしても2期生の子たちの手の伸びっぷりのよさには驚きました。みんなもうずいぶん前から知っているかのようなしっかりとした動きでした。
ひらがな学習のスタートはいつもどおりの50音の読み上げから。
読み上げている文字を指でたどりながら確認できている子もいました。
今日の文字は「い」と「て」。
簡単そうで意外と難しい2文字です。それでもいつにも増した集中力でみんなしっかり取り組みました。
一文字書くごとに、自分の名前を書く欄に名前の練習もしていくのですが、こちらの上達ぶりに驚き。自分の名前はこれからも何度も何度も書いていくことになりますが、繰り返して書くことで自信がついているのだな、というのが見て取れます。
書く練習に本当に集中して取り組んでいたので、みんな少し疲れた様子でした。休憩でほっと一息。
後半は、歌から。
春も近いということで、「ちょうちょ」の歌を歌いました。もう知っている子もいましたが、まだ知らなかった子は出だしの「ちょうちょ、ちょうちょ」のところが歌えるようになりましたね。
最後にリズムを取って楽器を鳴らしておしまい。次回もまた同じ歌の予定です。
歌の後はゲームをします。
1つ目のゲームはかるた。なかなか白熱していましたよ。
何度か4人の手が一斉に伸びたことがあったので、その時はじゃんけんで取る人を決めました。
2つ目のゲームはひらがな神経衰弱。
以前に1期生用に作っていたものですが、いままで習った文字が書いてあるものなのでみんな読むことができ、いい復習にもなりました。
カードをみんなでシャッフルするのはとっても楽しいみたいで嬉々としてやっていましたよ。
2回目はNTちゃんと大人2人で。
まだ習っていない「る」と「ろ」も混ぜて数を増やしてみました。
圧倒的な数でNTちゃんの勝ち!
読み聞かせは1期生と合同で。
3つもお話を楽しめました!
会場:Het Forum
講師:N1,M
参加人数:4人
春が来たのかと思わせておいて、再び寒さが帰ってきたこの日、体調を崩してお休みした子が2人。4人での授業でした。
スタートはいつも通り、全員でラジオ体操でしたが、今回からPCで画像を見ながらではなく、スピーカーから聞こえる音楽だけでやりました。
とはいえ、見本となる大人がいるので問題なし。それにしても2期生の子たちの手の伸びっぷりのよさには驚きました。みんなもうずいぶん前から知っているかのようなしっかりとした動きでした。
ひらがな学習のスタートはいつもどおりの50音の読み上げから。
読み上げている文字を指でたどりながら確認できている子もいました。
今日の文字は「い」と「て」。
簡単そうで意外と難しい2文字です。それでもいつにも増した集中力でみんなしっかり取り組みました。
一文字書くごとに、自分の名前を書く欄に名前の練習もしていくのですが、こちらの上達ぶりに驚き。自分の名前はこれからも何度も何度も書いていくことになりますが、繰り返して書くことで自信がついているのだな、というのが見て取れます。
書く練習に本当に集中して取り組んでいたので、みんな少し疲れた様子でした。休憩でほっと一息。
後半は、歌から。
春も近いということで、「ちょうちょ」の歌を歌いました。もう知っている子もいましたが、まだ知らなかった子は出だしの「ちょうちょ、ちょうちょ」のところが歌えるようになりましたね。
最後にリズムを取って楽器を鳴らしておしまい。次回もまた同じ歌の予定です。
歌の後はゲームをします。
1つ目のゲームはかるた。なかなか白熱していましたよ。
何度か4人の手が一斉に伸びたことがあったので、その時はじゃんけんで取る人を決めました。
2つ目のゲームはひらがな神経衰弱。
以前に1期生用に作っていたものですが、いままで習った文字が書いてあるものなのでみんな読むことができ、いい復習にもなりました。
カードをみんなでシャッフルするのはとっても楽しいみたいで嬉々としてやっていましたよ。
2回目はNTちゃんと大人2人で。
まだ習っていない「る」と「ろ」も混ぜて数を増やしてみました。
圧倒的な数でNTちゃんの勝ち!
読み聞かせは1期生と合同で。
3つもお話を楽しめました!
次回はあったかくなって、今回はお休みだった子たちも参加できますように。
N記
にじいろ会α(1期生)第38回
日時:2013年3月9日(土)10:30-12:00
会場:Het Forum
講師:A,M
参加人数:3人
クロッカスも咲き暖かくなったと思ったら、また冷えてきて、今日はひんやり雨模様。 でも子供たちが元気に集まると、大きな教室でのびのびラジオ体操が始まります。 二期生の存在を意識してか、一期生の子も手足をしっかり伸ばして良く体操できていましたね。
体操の後は別室へ移動し、教材に取り組みました。
色の名前を三択から選んだり、擬態語を二択から選んだりしました。擬態語では「しくしく なく」が正解でしたが、他に「めそめそ なく」「ぎゃあぎゃあ なく」など実際に泣きまねをしながら、泣き方だけでもいろいろな擬態語があることや、日常生活で無意識にたくさんの擬態を使っていることを学びました。
それから、歌詞をたどる言葉の迷路では、歌いながら答え合わせをしました。「げんこつ山のたぬきさん」だったので、月例会で歌い慣れているせいか、とても元気よく歌えました。 音読の時間には「へんてこライオン(おひさまー8)」を、一文ずつ順番に声に出して読み上げました。みんな家でも読みの練習をしているのでしょうか、スムーズに読めましたね。前回はママになってしまったライオン、今回は雷様になってしまいました!なんとも、不思議なお話です・・・。
それから、宿題の答え合わせをしました。「場所をあらわすことば」で、前後左右を理解するための練習問題でした。「メロンパン」や「チョコレートコルネ」など、こちらでは馴染みのない菓子パンなども登場し、その面でも日本文化に触れました。今度実際に食べてみるチャンスがあるといいですね。
待ちに待った休憩時間! ぶどうやりんご、ミニトマトなどをほおばりました。今日はLちゃんがお誕生日会にお呼ばれで欠席だったことや、L君が水泳の試験を受けることなどが話題になりました。
お楽しみゲームの時間です。 A先生が工作とゲームを用意してくれ、赤旗、白旗を色画用紙とお箸で作り、かの有名な「赤上げて、白上げて、赤下げないで、白下げて・・」の遊びをしました。よく注意をして指示を聞き、それにしたがって体を動かし、だんだんスピードを増していくゲームで、緊張感もあり楽しいものでした。
読み聞かせは、一期生の人数が少なかったので、二期生と合同で行いました。
『おひさま』より、3つのお話を読みました。 「わすれんぼうのおてがみや」『おひさま5月号』より 伝達屋さんのオウムは大事な伝言を忘れてしまい、困ったことになりました!「みんなだったら、どうしますか?」と子供たちに振ってみたところ、「もう一度戻って聞きに行く」というような正直な答えがでましたね。(実は、先日参加した日本語教師研修会で「話しの結末を想像させる」という課題があったのを、実践してみたのでした。なかなかよい反響でした。)お見舞いの言葉は忘れたけれど、伝えたい気持ちはぎゅーっと抱きしめることで十分に伝わり、感謝されるという、ほのぼのしたお話でした。
「おばけのぽおちゃん」『おひさま5月号』より ぽおちゃんたちが洞窟の壁画を見つけ、なんと体から出てきたカラフルな卵の殻で壁画に色を付けるという、とても想像力豊かなお話でした。絵も色合いもかわいらしく、またNaさんもやさしく丁寧に読んでくださったので、読み終わった時にはほおっと歓声があがるほどでした。
「もものすけのおひるね」『おひさま9月号』より 時間が余ったのでおまけに読みました。古風な「ござる」口調のもものすけ君はお昼寝ができず、音楽やあくび、夜を「所望!」するのですが、なかなか眠れません。ところが、最後にお母さんが起こしに来ると、いびきをかいてすっかり寝入っていたというお話でした。「○之助」というのが、日本に古くからある典型的な男の子の名前であることや、古風な日本語に触れる機会があったということでも、面白いお話でした。古語が混ざりながらもテンポよく進むお話で、みんなよく笑っていたので、馴染みのない単語が含まれていても、内容はきちんと理解できていたようで安心しました。
これで、今日はおしまいでした。 また次回、お楽しみに!
M記
会場:Het Forum
講師:A,M
参加人数:3人
クロッカスも咲き暖かくなったと思ったら、また冷えてきて、今日はひんやり雨模様。 でも子供たちが元気に集まると、大きな教室でのびのびラジオ体操が始まります。 二期生の存在を意識してか、一期生の子も手足をしっかり伸ばして良く体操できていましたね。
体操の後は別室へ移動し、教材に取り組みました。
色の名前を三択から選んだり、擬態語を二択から選んだりしました。擬態語では「しくしく なく」が正解でしたが、他に「めそめそ なく」「ぎゃあぎゃあ なく」など実際に泣きまねをしながら、泣き方だけでもいろいろな擬態語があることや、日常生活で無意識にたくさんの擬態を使っていることを学びました。
それから、歌詞をたどる言葉の迷路では、歌いながら答え合わせをしました。「げんこつ山のたぬきさん」だったので、月例会で歌い慣れているせいか、とても元気よく歌えました。 音読の時間には「へんてこライオン(おひさまー8)」を、一文ずつ順番に声に出して読み上げました。みんな家でも読みの練習をしているのでしょうか、スムーズに読めましたね。前回はママになってしまったライオン、今回は雷様になってしまいました!なんとも、不思議なお話です・・・。
それから、宿題の答え合わせをしました。「場所をあらわすことば」で、前後左右を理解するための練習問題でした。「メロンパン」や「チョコレートコルネ」など、こちらでは馴染みのない菓子パンなども登場し、その面でも日本文化に触れました。今度実際に食べてみるチャンスがあるといいですね。
待ちに待った休憩時間! ぶどうやりんご、ミニトマトなどをほおばりました。今日はLちゃんがお誕生日会にお呼ばれで欠席だったことや、L君が水泳の試験を受けることなどが話題になりました。
お楽しみゲームの時間です。 A先生が工作とゲームを用意してくれ、赤旗、白旗を色画用紙とお箸で作り、かの有名な「赤上げて、白上げて、赤下げないで、白下げて・・」の遊びをしました。よく注意をして指示を聞き、それにしたがって体を動かし、だんだんスピードを増していくゲームで、緊張感もあり楽しいものでした。
読み聞かせは、一期生の人数が少なかったので、二期生と合同で行いました。
『おひさま』より、3つのお話を読みました。 「わすれんぼうのおてがみや」『おひさま5月号』より 伝達屋さんのオウムは大事な伝言を忘れてしまい、困ったことになりました!「みんなだったら、どうしますか?」と子供たちに振ってみたところ、「もう一度戻って聞きに行く」というような正直な答えがでましたね。(実は、先日参加した日本語教師研修会で「話しの結末を想像させる」という課題があったのを、実践してみたのでした。なかなかよい反響でした。)お見舞いの言葉は忘れたけれど、伝えたい気持ちはぎゅーっと抱きしめることで十分に伝わり、感謝されるという、ほのぼのしたお話でした。
「おばけのぽおちゃん」『おひさま5月号』より ぽおちゃんたちが洞窟の壁画を見つけ、なんと体から出てきたカラフルな卵の殻で壁画に色を付けるという、とても想像力豊かなお話でした。絵も色合いもかわいらしく、またNaさんもやさしく丁寧に読んでくださったので、読み終わった時にはほおっと歓声があがるほどでした。
「もものすけのおひるね」『おひさま9月号』より 時間が余ったのでおまけに読みました。古風な「ござる」口調のもものすけ君はお昼寝ができず、音楽やあくび、夜を「所望!」するのですが、なかなか眠れません。ところが、最後にお母さんが起こしに来ると、いびきをかいてすっかり寝入っていたというお話でした。「○之助」というのが、日本に古くからある典型的な男の子の名前であることや、古風な日本語に触れる機会があったということでも、面白いお話でした。古語が混ざりながらもテンポよく進むお話で、みんなよく笑っていたので、馴染みのない単語が含まれていても、内容はきちんと理解できていたようで安心しました。
これで、今日はおしまいでした。 また次回、お楽しみに!
M記
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