2013年4月6日土曜日

春の遠足 2013 牧場まで遠足

4月に入って最初の土曜日。
まだまだ春遠しといった趣のオランダではありましたが、この日はだんだん春のにおいがしてきたような、お日さまのさす気持ちのよい日でした。

いつもイベントに参加してくださっているN家の皆さんはオランダ北部フリースランドの牧場にお住まいの酪農家。
3年前にもおじゃまさせていただいたのですが、久しぶりにまた大きくなった子どもたちも連れておじゃましました。

いざフリースランド!

広い庭を見て子どもたちはもう大喜びで駆け回っていました。中でも一番人気はやっぱりこれ。

お昼ご飯は、寒くならないようにと倉庫に大きなヒーター(冬期に牛たちが凍死するのを防ぐために使うものだそうで超強力でした)を設置してくださっていて、暖かい屋内で。


食後は牧場を案内してもらいます。
まだ生まれて数週間の子牛

干し草を発酵させている場所

乳牛候補生たち

人気の作業車、運転席は取り合い

案内してもらいながらいろいろ説明を聞き、今まで知らなかったことをたくさん学びました。美味しい牛乳を生産するために何を酪農家がしているか、奥が深いです。
子どもたちは牛たちに興味津々。牛舎の外に出れば大きな作業車があるのでそれを見て大喜び。はたまた干し草が積んである山の隣の土手によじ登ったり、飽きることはありません。

ひととおり見学をさせてもらったあとはおやつの時間。
実はこの日当日と翌日にお誕生日を迎える子がいたので、ろうそくつきのケーキが歌とともに登場 !
Nちゃん5歳、Lちゃん4歳、おめでとう!
 藁の束に座っておやつというのも乙ですよ
おやつのあとはクイズタイム。
家族関係なしの混合チームで5チームに分かれ、まずは牧場に関してのクイズ集を子どもたちメインで解いてもらいます。
クイズの正解と、そのあとの卵チョコ探し、お楽しみゲームでチームごとに獲得ポイントを競いました。

卵探しは大人も子どもも真剣!

お楽しみゲームの内容は、直前まで秘密。
誰が競うかというと、お父さんたち。
この干し草の山を運んで走ってリレー!
お父さんたちが足りないチームがあったので、お母さんたちも何人か参加。重いし大きいのに、お父さんたちかなり燃えていました。
 優勝チームにはメダル授与!

クイズ&ゲームが終わる頃、ちょうど搾乳の時間になり、最後にその様子を見学させてもらいました。搾乳は朝の5時と夕方の5時の2回。一頭の牛から18リットルほどお乳が出るそうです。


ここでとても感銘を受けたことは、お乳が張って早く絞ってもらいたい!というように、牛たちが順番を待っている様子。
自分の順番が来ると、決められた枠に一頭ずつきちんと入って、搾乳してもらうのを待っていました。中にはもう張りすぎてぽたぽた垂れ始めている牛も。
自分が母乳育児をしていて、張って辛かった時のことを思い出すようでした。

たくさん遊んで楽しんで、そしてたくさん学んで、とても充実した1日となりました。
N家の皆さん、ありがとうございました!

 ぺっぺん記

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