2013年11月9日土曜日

にじいろ会α(1期生)第48回

日時: 2013年1月9日(土)10:00-12:00
会場:Het Forum
講師:AとM
参加人数: 4人

すっかり秋も深まり、雨も多く肌寒くなりました。
K君が体調を崩してお休み、今日は4人でしたが、いつも通り元気な調子で始まりました。

朝の会では、身の回りの「ニュース」を順番に発表しました。
黒板にはニュースに含まれなければならない内容、「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」という項目を書き、みんなにそれらを頭の中でまとめてもらってから、順番に手をあげてもらいました。お友達のおうちに遊びに行ったこと、お誕生日会に呼ばれたことなど、楽しかったことをそれぞれ話してくれました。質疑応答などもだんだんと慣れてきて、講師が介入しなくても、子供たちがお互いに指名して答えられたところが、微笑ましく、また皆が力をつけてきている実感があり、感心しました。やはり、イニシアティブを取ることが良しとされるオランダ教育を受けているだけありますね。

挨拶、ラジオ体操を二、三期生と一緒にした後は、国語の授業に入りました。
今日から下巻。
中川李枝子さんの「くじらぐも」は本当に想像力豊かなお話で、みんなもよく知っている同著者の「ぐりとぐら」に通じるものがあります。子供たちにもとても入りやすいお話で、誰もが普段あまり意識せずに目にしている雲を題材に、こんなに素敵なお話が作れるって、素晴らしいですね。講師が範読したり、皆で音読したり、子供たちに一人ずつ読んでもらったり、変化をつけて長いお話を読み切りました。すべて漢字には丸印をつけてもらいました。
言葉の使い方にも注意してみると、「あおいあおい」「どこまでもどこまでも」と繰り返されていることによってどんな効果が生まれるか、みんなで考えました。
新しい漢字を前の黒板に順番に書いてもらいましたが、今日は唯一の男の子L君が「男」という字を最初に書いてくれました。漢字には特に個性が豊かに表れるもので、バランスの良い字、几帳面な丁寧な字、ひたすら元気な字など、面白いですね。

「ことばであそぼう」では、隠された言葉を探しました。「はちまき」には「はち」「まき」、「ぶたい」には「ぶた」「たい」のように。
ここでもう一つ勉強になったのは、「いる」と「ある」の使い方。例をいくつか挙げていくと、「いる」は生き物に使われ、「ある」はモノに使われることが分かりましたね。みんなで一緒に考えると、ちゃんと正しい答えにたどり着けるところが素晴らしい。

休憩時間を挟み、副教科「せいかつ」では落ち葉を使った工作をしました。
紙コップに色紙を貼り付け、そこへ落ち葉を貼り、糸で松ぼっくりを結び付けて「変わりけん玉」を作りました。作品で実際にけん玉をしてみると、最初はなかなか球がコップに入りませんでしたが、だんだん手首のグリップや膝を柔軟にを使ったりできるようになり、とても上手になりました。
それからK君に、一人ずつお見舞いのメッセージを書いて、A先生が見本に作ってきてくれたけん玉をあげることにしました。早く良くなってくれるといいね。

読み聞かせ「カガカガ 不思議なことがいっぱいのとおいむかしのものがたり」
石と鳥の間に生まれたカガカガ。北米インディアンに伝わるという何とも不思議な話で、最後にバラバラになった自分のおへそを湖に投げ込んだ時に、それらをお米や野菜にして人間への贈り物としたことで、神様からのお役目を果たしたという、とにかく不思議なお話でした・・・。

新出漢字がますます増えて行きますが、漢字の練習を含めて、しっかり宿題をやりましょう。では、また2週間後に皆さんの元気なお顔が見られるのを楽しみにしています。

M記

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