2014年4月12日土曜日

にじいろ会α(1期生)第56回

春です。
日本では、新学期。
αのお友達の学年も、ひとつずつ上がりました。
1期生のみんなは、今日から2年生。

少し大きくなったので、慣れ親しんだ下の名前だけでなくフルネームで名乗れるように、
「苗字のお話」を朝の会でしました。
〇〇さん、と上の名前で呼ばれると、ちょっとかしこまった気分になります。
オランダ人のお父さんの名前を日本式に「姓・名」の順で言ってみたり、補習校のお友達や
日本の祖父母さんの名前なども教えてくれました。

ラジオ体操の後は、国語の時間。
今日から新しい教科書です。
春のおはなし『ふきのとう』を皆で順々に読みました。
ふきのとうも竹やぶも、オランダでは見ることのない「物語の中の存在」です。
挿し絵や図鑑を見ながら、想像をふくらませます。

次に、役をわりふって、登場人物になりきって台詞を読みました。
最後、春風が吹いて竹やぶがゆれ、雪が溶けてふきのとうが伸びる…という場面では、
それぞれの様子も身体で表現し、ちょっとした劇のようになりました。
みんな、じょうずじょうず!

それから、春の言葉集めをやってみました。
思いつく限りの春らしい言葉をポストイットに書いて、ペタペタ貼ってゆきます。


それから、その単語を元にして、今度は短冊に短文を書いてゆきます。


それらの文章を、みんなで声をそろえて読んでみました。
春の情景がいっぱいで、やわらかい空気が教室にも流れ込んできたかのようでした。

休憩の後は、「マジカルバナナ」という連想ゲームをやりました。
「春といえば桜」「桜といえばピンク」「ピンクといえば…」と続けて行く言葉遊びです。
途中、「レモン→すっぱい→味→魚のアジ」などという連想も飛び出しました。
2年生諸君の語彙や発想、ずいぶん豊かですね。

今回はMa先生が休暇で不在なので、代わりにMa2が授業のお手伝いに入りました。
久しぶりに授業に立ち会いましたが、ずいぶんしっかりしてきたな、と感心しました。
躊躇なく発言する、お友達の話に耳を傾ける、遊びのルールを理解する、などについても
よくできていたと思います。
この調子で、和気あいあい、楽しく学び合ってほしいものです。

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