なりました。
夏のような陽気が戻ってきたので、おやつはミニ・シューアイスを食べました。
オランダではおなじみの一口シュークリームを、冷凍のまま出しただけなのですが、
ひんやりさっぱり!
今月のテーマは「大きい、小さい」。
私たちがいかにも当たり前と捉えている大きさを変えてしまうことで意外な力が生ま
または、大中小の組み合わせが順々に出てくる…
そんな愉快なお話を集めてみました。
1冊目は『きょだいなきょだいな』(長谷川摂子 作 / 降矢なな 絵 / 福音館書店)
読み手はやしゅまろさん。
びんやトイレットペーパーなど、いかにもありふれた身近な物が、特大サイズになって
つぎつぎと野原に出現するという奇想天外な絵本です。
歌うような文章と色鮮やかな絵で、「巨大」という耳慣れない言葉のとんでもなさが、
楽しく余韻たっぷりに伝わってきました。
2冊目は『三びきのやぎのがらがらどん』(北欧民話 / 瀬田貞ニ 役 / マーシャ・ブラウン 絵 /
福音館書店)
読み手はおまめでした。
高原の草地に行こうとするやぎたちと、行く手を阻む鬼のようなトロル…。
小さいの、中くらいの、大きいの、の順番にハラハラさせられますが、最後は大団円。
迫力満点の絵に、みんな息をのんでいました。
さて、ここで読み聞かせはおしまい…と思っていたのですが、「もういっこ読んで!」と
アツいリクエストがあったので、古典の絵本をもう1冊。
『3びきのくま』(トルストイ 作 / 小笠原豊樹 訳 / バスネツォフ 絵 / 福音館書店)
こちらも、大きいの、中くらいの、小さいの、3つの食器に3つの家具…と同じことが
繰り返されます。
ロシアの森の木のお家や毛むくじゃらのクマの描写もとても素敵で、決して古くならない
絵本です。
遊びの時間には、「大きい、小さい」をテーマにした即席の人形劇をやってみました。
登場するのは「小さいゾウ」と「大きいあかちゃん」。
大きいはずのゾウが小さくて、小さいはずのあかちゃんが大きくて…
対面したらどうなるでしょう?
あかちゃんに乗っかられて「重い、重い」とつぶれそうになるゾウさん、
とっても大きいくせにハイハイでしか進めないあかちゃん、
などなど、ちょっとひねった設定で、短い対話をつないでみるという試みでした。
歌の時間には「大きな栗の木の下で」を「小さな栗の木の下で」にアレンジしてみたり、
替え歌を作ったりしました。
小学生の子はもちろん、2〜3歳ぐらいの子たちも、歌に合わせて上手に手を動かせました。
おまめ 記
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