2014年9月6日土曜日

にじいろ会α(1期生)第61回

日時:2014年9月6日(土)10:00-12:00
会場:Happy Kids
講師:Mm、Mk
参加人数:4人

朝の空気はひんやりと、でも日差しは明るく、すっかり秋です。
今日も元気に集まり、朝の会では「お話を作りましょう」に取り組みました。
一人一文ずつ、つなげていって、皆で一つのお話を作ります。はじめての試みだったので、まず小さな絵本「あかいりんご」で、お話というものはどうやって膨らませていくものか、みんなで見てみました。自宅で日記を書く際にも、「何をした」だけではなく、さらに文を展開していくには、観察した様子について書いたり、感想を述べたり、セリフを入れたりすることによって、どんどん文章が膨らんでいきます。そのように応用していけたらいいですね。
実際みんなでお話を作ってみると、とてもうまく行きました。
まず第一文は「みんなで動物園に行きました」→「ライオンがいました。」→「サルが来ました。」→「ライオンがサルを食べて、サルはお腹の中でウンチをしました。」その後、ウルトラマンをよく見ているらしい男の子たちは「○○星人」を登場させ戦いの場面になり、それを警察が解決してくれたり、子供たちの想像の世界で、お話はどんどん膨らんでいきました。

挨拶、ラジオ体操を終えると、教室に戻って国語に入ります。
p108「どうぶつ園のじゅうい」のお話は、獣医さんの観察や動物たちの反応など細かい情報が載っていて、とても面白いお話です。みんなで声を合わせて、また一人ずつ順番に、読み進めました。確認してみると、内容もよく理解できていましたね。獣医さんという職業はあまりみんなにとってなじみが無かったようでしたが、動物のこともいろいろ学び、おもしろかったですね。

p106「ことばであそぼう」
「あいうえお」をノートの一番上の段に書き並べ、その文字で始まる言葉を選んで文をつなげるという課題に取り組みました。書き始めると、それぞれにとても面白い文ができました。次々とできてしまった子は「あかさたな」や「かきくけこ」にもトライしました。最後にみんなでできた文を発表しあいました。朝の会のお話づくりに続き、今日は想像力を使いました。

休憩を挟み、Mm先生がおもしろい実験、工作をしてくれました。
バケツ型のプラスチック容器の内側ににビー玉をはり、転がすと、回転のスピードに波が出ます。ビー玉を二つ貼ったり、大きなビー玉に代えると、また変化があります。そうして実験した後、今度はカラフルなビニールテープを切っては貼り、モザイク模様のバケツを作りました。それぞれに色や長さの組み合わせを工夫し、ドイツやオランダの国旗のようにした子もいて、とてもきれいなバケツになりました。


最後は読み聞かせ、「やまのおうじゃクラッグ」でした。
シートン動物記には、やはり動物を細かく観察したお話がたくさんありますが、オオヅノヒツジを執念深く追い続けるスコッティのお話でした。緊迫感のある場面が続き、狼を5匹もやっつけてしまうクラッグの強さにビックリし、みんな身を乗り出して聞いていました。今日は動物のことで、たくさんの発見がありましたね。

レッスンはこれで終了しでしたが、お弁当を食べて、全員習字のレッスンに参加しました。お習字は二回目でしたが、「山里」という字を習いました。筆や墨汁で書くのは、鉛筆とも全く違うし、もう子供達もタイプ打ちの時代ですが、習字を体験することで、子供たちにとって学ぶところがとても大きいようです。何より、皆とても楽しみにしています。子曰く、之を楽しむものに如かず。

では、また次回お楽しみに。

Mk記
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